自由な空~ACを乗り越える~

心の整理としてAC克服できるまで書いてみようと思いました。

幼馴染と自傷と自分

私がリストカットのことを知ったのは

小学6年の頃。

幼馴染のみーちゃんがしてた。

みーちゃんは私に傷を見せ

「リスカしちゃった」と言ってきた。


たまに

「深く切りすぎた」とかで

カットバンを貼ってるのを見せてきた。


私から見たら

みーちゃんはいじめられてないし

家庭も問題ないと思えた。

ある時から

なんでみーちゃんはリスカするの?

いじめられてないし、

家族も仲良いじゃん。

私と違うのに。

と思うようになった。


中学入ってから

みーちゃんとはあまり話してなかったが

同じ部活の子と上手くいかなくなって

いじめが始まった時

初めてカッターでやってしまった。


それからはカッターを持ち歩くようになった。

したくなったらトイレでリスカが

当たり前になった。


家でしてたとき、

母に見つかったことがあった。

母は刃物を取り上げるだけで

私の心に向き合おうとはしなかった。

心の中では母もしてるくせにとしか

思わなかった。

母が包丁でしてるとこ見たからだ。

でも私とは違い

血は出ないし傷もすごく浅いだけ。


それから家ではしなくなって

学校のトイレでするようになった。

家ではたわしを左二の腕に

ひどく擦り付けて傷つけてた。

今もうっすら傷跡がある。


みーちゃんとは高校まで一緒だった。

幼稚園からの付き合いで

私だけがみーちゃんがリスカしてるという

秘密を知ってたため

みーちゃんがリスカしたら

必ず報告しに来る。


高校でもうまくいかなかった私は

またしてしまって

左手首は傷跡が絶えなかった。


みーちゃんは友達とは上手くいってた。

彼氏さんと別れるたびに

傷を見せてきてた気がする。


短大に進学してからは

過呼吸と自傷のセットだった。


親元を離れたおかげか

中学高校の時よりも回数は少なかった。


あることのせいで

短大は卒業出来なかった。

その時も親への憎しみからの自傷。


一人暮らし始めた時

カッターを捨てた。

したくなったらカミソリでしてしまうため

カミソリは

安全ガード付きのしか買わないようにした。

1本だけ安全ガードなしのカミソリがあった。

騒動的にそれでしてしまうこともあった。


今やめれてるのは旦那のおかげだ。

子供たちや義実家のおかげもある。

左手首には白い傷跡がある。

そのためか左手には

いつもヘアゴムをつけるのが癖になった。